
Salesforceを営業管理の基盤として使っている企業が、電話をかける・受けるという業務だけCRMの外に取り残されているケースは少なくありません。通話履歴を手入力したり、架電のたびにSalesforce画面と電話機を行き来したりする手間は、CTI(Computer Telephony Integration)をSalesforceと連携することで軽減できます。Comdeskの公表値では導入実績1,100社以上・30,000ユーザー以上(自社調べ・特定条件下の実績であり効果を保証するものではありません)とされており、機能や料金、CRM連携の詳細は公式サイトで確認できます。
目次
Salesforce CTI連携とは
Salesforce CTI連携とは、電話機やIP電話システムをSalesforceと接続し、発着信や通話履歴の記録をSalesforce上で完結させる仕組みです。発信者情報や通話時間、録音データなどをCRM側に自動で反映させることで、営業担当者が複数の画面を往復せずに架電業務を進められるようにします。
Comdesk Leadの場合、IP回線だけでなく携帯回線(070/080/090発信)からの発信もSalesforceへ連携できる点が特徴です。契約形態によってはIP回線と携帯回線を1つの画面で切り替えて使えるため、外出先からの携帯電話による架電もオフィスの電話と同じようにSalesforce側で管理できます。社用携帯でのCRM連携の詳細やSalesforce連携の詳細、不動産業界向けの活用例は公式サイトにまとまっています。
Salesforce CTI連携でできること
Salesforce CTI連携によって、営業担当者の業務は主に次の5点で変わります。

通話履歴の自動記録
通話が終わると、発信者情報・通話開始時刻・通話時間・録音データ・文字起こしデータ・自動要約データがSalesforceの該当レコードへ自動で記録されます。営業担当者が通話内容を手入力する作業が減り、記録の抜け漏れも防ぎやすくなります。
クリック・トゥ・ダイヤル
Salesforce画面上の電話番号をクリックするだけで発信できます。番号を控えて電話機へ転記する手間を省けます。
通話後の自動タスク作成
通話終了後、録音・文字起こし・要約の内容がSalesforceの活動履歴として自動で生成されます。通話後に活動履歴を手作業で入力する工程を省けます。
顧客情報のポップアップ表示
着信があった際、発信元の電話番号からSalesforce上の顧客情報・商談履歴を自動で呼び出し、画面にポップアップ表示します。応対前に顧客情報を検索する時間を省き、スムーズな対応につなげやすくなります。
携帯回線(070/080/090)の通話もSalesforceへ自動連携
Comdesk Leadは携帯回線(070/080/090発信)からの通話も、IP回線と同じようにSalesforceへ自動連携します。対応キャリアはSoftBank・docomo・auで、発信者情報・通話開始時刻・通話時間・録音データ・文字起こしデータ・自動要約データの6項目はIP回線と携帯回線のどちらでも同じ扱いでSalesforceに蓄積されます。Comdeskの公表値では、携帯回線からの発信で接続率が平均20%向上する(自社調べ・特定条件下の実績であり効果を保証するものではありません)とされており、外出先からの発信もSalesforce側で可視化したい企業に向きます。
Salesforce画面から離れない架電体制をComdesk Leadでつくる
通話履歴の自動記録やポップアップ表示を使っても、架電のたびにSalesforce画面と電話機を行き来する手間や、通話後にSalesforceへ手入力で履歴を残す作業そのものは残ることがあります。Comdesk LeadのClick to Callは、Salesforce画面上の電話番号から直接発信する機能で、電話機を操作する手間を省きます。あわせて活動履歴自動生成の機能により、通話の録音・文字起こし・要約がSalesforceの活動履歴として自動で残るため、営業担当者は通話後にSalesforce画面へ戻って入力作業をする工程が少なくなります。Comdeskの公表値では、この組み合わせによって架電効率が70%向上し(自社調べ・特定条件下の実績であり効果を保証するものではありません)、CRM連携による入力工数は80%削減される(自社調べ・特定条件下の実績であり効果を保証するものではありません)としています。Salesforceの画面を中心に架電から記録までの流れをまとめたい方は、資料請求で具体的な連携イメージを確認できます。
Salesforce CTI連携のメリット・デメリット
メリットとして、架電・応対・記録までの一連の流れをSalesforce画面に集約できる点が挙げられます。通話後に別システムへ記録し直す工程が減り、商談履歴の抜け漏れも防ぎやすくなります。また、録音データや音声解析の結果をSalesforce上で確認できるため、架電内容を振り返った営業教育にも活用しやすくなります。
一方で、デメリットとして、既存の電話環境や番号体系によっては導入前の設定・移行作業が発生する点が挙げられます。IP回線・携帯回線のどちらを使うかによって契約形態の確認が必要になりますし、Salesforce側のオブジェクト構成によっては連携設定の調整が必要になる場合もあります。導入時には自社の電話環境とSalesforceの利用状況を事前に棚卸ししておくことが望まれます。
自社に合うSalesforce連携CTIの選び方
Salesforce連携CTIを選ぶ際の比較軸は、主に次の4点です。
- 料金体系(初期費用・月額費用の考え方)
- 対応機能(通話録音・ポップアップ表示・オートコールなど)
- インバウンド/アウトバウンドどちらの運用に向くか
- 既存CRMとの連携方式(API連携かWebhook経由か)

比較表の読み方
上記の比較表は、5つのSalesforce連携CTIシステムを料金体系・対応機能・インバウンド/アウトバウンド対応・連携方式の4軸で並べたものです。料金は各社の公式サイトで確認できる範囲の情報に基づいており、具体的な見積もりは各社への問い合わせが必要になります。自社の架電がアウトバウンド中心かインバウンド中心かによって、向いているシステムは変わります。具体的な費用相場を先に確認したい場合はCTIの費用相場を解説した記事が参考になります。
携帯回線・連携方式で絞り込む

比較軸がそろった後は、次の3つの分岐で絞り込めます。1つ目は携帯回線からの発信もSalesforceへ連携したいかどうか、2つ目はインバウンド中心かアウトバウンド中心か、3つ目は連携方式としてAPI連携が必須かWebhookで足りるかです。Comdesk LeadはWebhook経由の連携で、携帯回線(070/080/090発信)からの発信も含めてアウトバウンド中心の運用に対応しています。直接データをやり取りするAPI連携(OpenAPI)は2026年内のリリースが予定されています。
おすすめのSalesforce連携CTIシステム
本記事はComdesk Leadを提供するWidsleyが運営するメディアです。次のSalesforce連携CTIシステムを、名称のアルファベット順に並べています。
BIZTELL(ビズテル)
BIZTELL(ビズテル)の公式サービスページで案内されているクラウド型CTIで、Salesforceを含む主要CRMとの連携機能を備えています。通話録音や自動音声応答(IVR)などコールセンター向けの機能を軸にしており、インバウンド対応の問い合わせ窓口に使われることが多いシステムです。
コムデスク(Comdesk Lead)
コムデスク(Comdesk Lead)の公式サイトで案内されている、携帯回線(070/080/090)連携や活動履歴自動生成などの機能を備えたクラウドCTIです。SalesforceとはWebhook経由で連携し、IP回線と携帯回線を1つの画面で扱えるため、インサイドセールスのようにアウトバウンド架電が中心の営業組織に向いています。
Ever Call(エバーコール)
Ever Call(エバーコール)の公式サービスページで案内されているクラウド型のコールセンターシステムで、SalesforceなどのCRMとの連携機能を備えています。着信対応や通話録音を軸にした機能構成で、コールセンター運用を想定したシステムです。
Miitel(ミーテル)
Miitel(ミーテル)の公式サービスページで案内されているクラウド電話システムで、Salesforceとの連携機能を備えています。AIによる音声解析・会話の可視化を特徴としており、通話内容の分析を営業教育に活用したい企業に向きます。
OSORA
OSORAの公式サービスページで案内されているクラウド型CTI/コールセンターシステムで、SalesforceなどのCRMとの連携に対応しています。インバウンド・アウトバウンドのどちらの運用にも対応する汎用性を特徴としています。
Salesforce CTI連携に成功した企業事例
Comdesk Leadを導入した企業の事例のうち、次の3社は公開されている数値をともなう事例です。

株式会社USEN ICT Solutions
電気通信事業・ICTサービスを手がける株式会社USEN ICT Solutionsは、インサイドセールス部門でComdesk Leadを導入しました。導入前は架電業務とSalesforceへの記録作業が分かれており、アプローチできる社数に限りがあることが課題でした。同社の事例ページによると、導入後はアプローチ先の社数が前年比171%、一人当たりの商談獲得数が前年比142%になったと公表されています。
USEN-NEXT Design株式会社/USEN Business Design株式会社
インサイドセールス事業(BPO)などを手がけるUSEN-NEXT Design株式会社/USEN Business Design株式会社では、架電から商談化までの業務効率化が課題でした。同社の事例ページによると、Comdesk Lead導入後に商談数1.7倍(約1.7倍)、通信コストは約4割のコストダウン(通信コスト約4割削減)になったと公表されています。
Simple株式会社
有料職業紹介・経営コンサルティングなどを手がけるSimple株式会社は、架電数そのものを増やすことが課題でした。同社の事例ページによると、Comdesk Lead導入後に1時間あたりの架電数が約3倍になったと公表されています。
よくある質問
Salesforceとの連携にAPI開発は必要ですか?
Comdesk LeadとSalesforceの連携はWebhook経由で行う仕組みのため、個別にAPIを開発する必要はありません。直接データをやり取りするAPI連携(OpenAPI)は2026年内のリリースが予定されています。
携帯電話からの発信もSalesforceへ連携できますか?
070/080/090の携帯回線からの発信を含めて連携できます。対応キャリアはSoftBank・docomo・auで、発信者情報・通話開始時刻・通話時間・録音データ・文字起こしデータ・自動要約データの6項目がIP回線と同様にSalesforceへ自動連携されます。
今使っている電話番号のままSalesforce連携はできますか?
IP回線・携帯回線のどちらも利用でき、050/0ABJ/0120・0800番号にも対応しています。契約形態によってはIP回線と携帯回線を1つの画面で切り替えて使えます。
無料で試せる期間はありますか?
公式サイトの案内では、トライアル期間として1週間(※5営業日)が用意されており、無料デモの提供もあります。
Salesforce CTI連携の成功ポイント
導入を定着させるには、架電ルールの運用設計が欠かせません。誰がどのタイミングでSalesforceの記録を確認するか、着信ポップアップに表示された情報をどう使うかなど、運用ルールを導入前に決めておくと、現場に定着しやすくなります。
また、通話の録音・文字起こし・音声解析の結果を営業教育に使う場合は、どの通話を教材として扱うかの基準も決めておくと、振り返りの質が安定します。段階的に機能を使い始め、運用に慣れてから対応機能を広げていく進め方も選択肢のひとつです。
まとめ
Salesforce CTI連携は、電話業務をSalesforce上の記録・商談管理に結び付け、架電から記録までの手間を減らす仕組みです。比較する際は、料金体系・対応機能・インバウンド/アウトバウンド対応・連携方式の4軸で見ると、自社に合うシステムを選びやすくなります。
【CTIが解決する課題】
- 通話後にSalesforceへ手入力で履歴を残す手間
- 架電のたびにSalesforce画面と電話機を行き来する手間
- 着信時に顧客情報を調べる時間
- 外出先の携帯電話からの発信がSalesforce側で見えない問題
CTIとPBX・CRMとの違いが気になる方はCTIとPBX・CRMの違いを解説した記事も参考になります。CRMとCTI連携で起きやすい課題については、CRMとCTI連携の課題を取り上げた記事で扱っています。Salesforce以外のCTIシステムも含めて比較したい場合は、CTIツール比較10選|おすすめシステムと選び方の記事が役立ちます。
携帯回線からの発信までSalesforceで一元管理するという選択肢
多くのSalesforce連携CTIはオフィスのIP回線を前提にしています。外出先からの携帯電話による発信は、営業担当者個人の端末に記録が残るだけで、Salesforce側からは見えない状態になりがちです。Comdesk Leadは国内唯一の携帯回線連携CTIです(携帯回線連携における技術特許取得済み)。携帯回線(070/080/090発信)からの発信も、IP回線と同じように発信者情報・通話開始時刻・通話時間・録音データ・文字起こしデータ・自動要約データをSalesforceへ自動連携します。外出先からの架電も含めてSalesforce側で一元管理したい企業は、資料請求で連携のイメージを確認できます。
- 料金プラン・初期費用の詳細
- 機能一覧・対応CRM/キャリア
- 業種別の導入事例・改善数値
- 導入の流れ・サポート体制
本文で紹介した数値について補足します。携帯回線からの発信による接続率の平均20%向上(自社調べ・特定条件下の実績であり効果を保証するものではありません)、CRM連携による架電効率の70%向上(自社調べ・特定条件下の実績であり効果を保証するものではありません)、入力工数の80%削減(自社調べ・特定条件下の実績であり効果を保証するものではありません)、導入実績1,100社以上・30,000ユーザー以上(自社調べ・特定条件下の実績であり効果を保証するものではありません)は、いずれもComdesk Leadの公表値です。