2024.01.11
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低価格で利用できるCTI5選!料金の例や選び方のコツを紹介

CTIの主な料金体系

コンピューターと電話を統合するCTI(Computer Telephony Integration)は、電話業務の効率化や顧客サービスの質を向上するための重要なツールです。

こうしたCTIツールには、主にクラウド型CTIとオンプレミス型CTIが存在します。

それぞれ異なる料金体系やメリットを併せ持つので、導入を検討している方は是非参考にしてください。

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クラウド型CTI

クラウド型CTIは、サービス提供元のサーバーを利用するため、システムを構築するための初期費用が発生しないものが多いです。

月額料金はおおよそ5,000円から20,000円程度であり、企業は必要な機能に基づいてプランを選択できます。

また、クラウド型CTIはネット回線があればどこでも利用できるため、テレワークなど場所を選ばずに利用したい企業に適しています。また、カスタマイズも自由に行えるので、柔軟な契約プランが魅力的な選択肢となります。

オンプレミス型CTI

一方で、オンプレミス型CTIは、自社サーバーにCTIシステムを構築する方式です。

このタイプのCTIの導入には、約50万円以上の初期費用がかかりますが、その分システムの自由度が高く、企業は自社ニーズに合わせてシステムを独自にカスタマイズできます。

サーバー費用やシステム構築費用が発生するため、ある程度の初期投資が必要ですが、一度導入すれば、企業内での運用が可能です。

既存のシステムとの連携が求められる場合や、高い自由度が必要な企業にとっては、オンプレミス型CTIが適しています。

低価格で利用できるCTIの例

一概にCTIといっても、その種類や料金体系は多岐にわたります。ここでは、比較的低価格で利用できるCTI5選を以下に紹介します。

コムデスク(Comdesk Lead)

料金体系 月額料金制(6,000円/ID)
特徴CTIシステムでも唯一携帯電話との連携が可能
メリット初期費用がかからない
携帯電話のかけ放題プラン利用で、通話料金の定額化/コスト削減

コムデスク(Comdesk Lead)

List Navigator.

料金体系   利用料金(5,000円/ブース)
初期費用(100,000円)
基本料金(10,000円)
+回線料金+通話料金
特徴 ・アウトバウンド向けクラウド型CTI
・ブースを追加する場合や、録音延長機能などをつける場合は別途課金が必要
メリット自社サーバーの用意などのシステム構築が不要なため、価格を抑えた導入が可能

List Navigator.

Miitel

料金体系    月額料金制(年次契約:5,980円 月次契約:6,980円)
特徴音声解析AIに強みを持つIPコールシステム
メリット・初期費用がかからない(ID契約数が10回線以下の場合は事務手数料がかかる)
対IP回線の通話料は無料

Miitel

Ever Call

料金体系   月額料金制(8,000円/ユーザー)
特徴・テレアポなどのアウトバウンドコールに特化したCTI
・通話料が別途かかる
メリット・初期費用がかからない
CTIで利用できる機能をほとんど網羅しているため、コストパフォーマンスが高い

Ever Call

アポ王コネクト

料金体系   月額料金制+従量課金制
特徴BDRアウトバウンドに特化したクラウド型CTIシステム
メリット最短2日で導入可能で、迅速な導入を希望する方にお勧め

アポ王コネクトの料金体系は、公式サイトに料金プランが記載されていないため、問合せが必要です。しかし、「最安の通話料」とうたわれていることから、CTIシステムの中では安い料金設定といえます。

アポ王コネクト

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アウトバウンドコールシステム比較6選

低価格のCTIを選ぶ際のコツ

予算の制約や企業のニーズに合わせて、低価格ながら高いパフォーマンスを発揮するCTIを選ぶことは、多くの企業にとって重要な課題となっています。

そこで、コストパフォーマンスを最大化し、業務効率を向上させるCTIシステムを選ぶ上で考慮すべき点を以下に紹介します。

機能面で選ぶ

CTIは多くの機能を併せ持っており、自社のニーズに合わせて最適なCTIを選ぶことが大切です。

以下は、CTIの主な機能一覧です。

【CTIの主な機能一覧】

  • 通話録音機能
  • IVR(自動音声案内機能)
  • ポップアップ機能
  • ACD(着信振り分け)機能
  • キューイング
  • 顧客リスト管理
  • 通話モニタリング・ウィスパリング機能
  • 通話分析
  • 文字起こし・要約

例えば、社内での人材育成に課題を抱えている企業様は、文字起こし機能を活用しトークスクリプトの作成をしたり、ウィスパリング機能で新人アポインターのアシストが出来ます。

このように、自社の目的・課題を解決してくれる機能を選択基準にすると良いでしょう。

今回は機能名のみ紹介させていただきましたが、以下の記事では各機能の詳しい解説をしておりますので、合わせて読んでみてください。

既存ツールとの連携ができるかどうか

CTIツールは、コミュニケーションと業務プロセスの効率向上を図るための重要なツールです。

その特徴の一つとして挙げられるのが、外部ツールとの連携能力です。こうした連携により、異なるシステムやアプリケーション間でデータや情報をシームレスに共有でき、業務全体を一元化し効率化させることが可能です。

例えば、コムデスク(Comdesk Lead)は、以下の業務最適化ツールとの連携が可能です。

【コムデスク(Comdesk Lead)と連携できる外部ツール】

  • kintone
  • salesforce
  • Hubspot
  • zaiper
  • ZOHO

既に自社で利用しているツールがある場合は、そのツールと導入予定のCTIが連携できるかどうかを確認することは重要です。

会社の業務体系によって選ぶ

CTIツールの導入を検討する際には、会社の業務体系・内容によって選択することをおすすめします。

例えば、テレアポなどの電話営業をメイン業務とする企業様には、アウトバウンドに特化したCTIシステムが最適です。

一方で、カスタマーサポート業務を主軸とする場合は、インバウンド機能を多く搭載するCTIを役立てることが出来るでしょう。

まとめ

クラウド型CTIは手軽に導入できる一方で、オンプレミス型CTIは初期費用がかかる分、自由度の高いシステム運用が可能です。

低価格のCTIを選ぶ際には、機能面だけでなく、既存ツールとの連携ができるかどうかや会社の業務体系を判断材料として考慮しましょう。

また、企業のニーズ・予算・目的に基づいて、どのようなCTIシステムが最適かを検討することも重要です。

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この記事を書いた著者 Kaede

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