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2024.10.16
【業界別】不動産 【業界別】営業代行・コールセンター

テレアポ(電話営業)で誰でも成功するコツ

#おすすめ #セールスイネーブルメント

はじめに

皆さん、映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』をご存じですか?レオナルド・ディカプリオが演じる証券マン、ジョーダン・ベルフォートの実話に基づいた作品です。

ジョーダンが新人にテレアポのコツを教えるシーンは特に印象的です。彼が情熱と自信を持って電話をかける姿は、多くの人々に強い影響を与えました。テレアポの成功には、この情熱と自信が大きく関わっています。ジョーダンのように情熱を持って電話をかけることで、テレアポの成功率も上がるのです。



 

しかし、現代の営業にはジョーダンのようなカリスマ性だけでなく、効率的に管理・運用できるツールも必要です。この記事では、少人数で始めた営業組織がどんどん拡大していくイメージを持ちながら、テレアポの概要、効果的な方法、成功のコツ、そして便利なツールについてわかりやすく説明します。この記事を読むことで、「自分にもできそう!」と感じてもらえるでしょう。

映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』について詳しくはこちら

テレアポとは?

テレアポ(テレフォンアポイントメント)は、電話を通じてお客様に商品やサービスを紹介し、商談や面会の約束(アポイント)を取る営業手法です。新規顧客の獲得や既存顧客との関係強化、市場調査などに役立ちます。

テレアポの流れ

  1. 準備:ターゲットリストを作成し、事前にレターや資料を送付。スクリプトを用意します。
  2. 電話:自己紹介、目的説明、ニーズ確認を行います。
  3. 提案:お客様のニーズに合わせて商品やサービスを紹介します。
  4. アポイント取得:具体的な商談や面会の日時を決めます。
  5. フォローアップ:アポイントの前に詳細を確認します。

営業の秘訣を学ぶ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

親しさを演出する

ジョーダンは見込み客に対して親しげに話しかけます。例えば、「ジョン、元気?」という具合に。この親しさは、顧客に対して自分が信頼できる存在であると感じさせるためです。日本では「鈴木様お世話になります」よりも「あっ!鈴木さん、お世話になってます」の方が親しみやすく感じられます。

最初の1/4秒で決まる

初対面の印象は非常に重要です。ある調査によれば、電話の場合は最初の4秒、直接話している場合は1/4秒の内に相手を判断しています。この最初の数秒間で以下の印象を与えることが成功の鍵です。

  1. 頭が切れる
  2. 熱心
  3. エキスパート

これらの印象を与えることができれば、「耳を傾けるにふさわしい人物」として認識されるでしょう。

マイクロアグリーメント

マイクロアグリーメントとは、小さな「はい」を積み重ねて同意を得る方法です。例えば、「元気ですか?」「資料を覚えていますか?」「1分だけいいですか?」といった質問で、徐々に「はい」を引き出します。これにより、大きな同意を得やすくなります。

要件は必ず伝える

オープニングの最悪なパターンは、電話の要件を伝えずにお客様から「何の要件?」と言われてしまうことです。これを質問される時の相手の心情は「忙しいのに、何の用事だよ」と感じさせてしまいます。必ず要件を伝えましょう。

無意識に売り込む

「資料を覚えていますか?」という質問の際にトーンを上げることで、顧客に考える時間を与えず無意識に「はい」と答えさせます。このテクニックは非常に効果的です。映画では、わざと語尾を2段階ほど上げて質問しています。


トナリティー重要な「8つのパターン」

  1. 希少性/緊急性:相手に早急な行動を促す。
  2. 合理的な人物:もっともらしい声の調子。
  3. 絶対的な確信:切り口が鋭く、力強く、断定的なトナリティー。
  4. 気にかける:同調と同情の反応を見せるトナリティー。
  5. 宣言ではなく質問:賛同を得るために質問形式にする。
  6. マイクロ・アグリーメント:小さな同意を積み重ねる。
  7. 前提としてのトナリティー:利益を得ることを前提とする声の調子。
  8. 「私は知りたいのです」:完全に意識を向け、興味を示すトナリティー。

信頼を築くこと

トナリティーを用いる際には、常に相手との「ラポール(信頼関係)」を築くことを念頭に置かなければなりません。ラポールには以下の要素が重要です。

  1. この人は私の事を「気にかけて」くれている
  2. この人は私と「同じ」ような人だ

ラポールの形成には、相手の感情や価値観に同調し、誠実に対応することが重要です。

トークスクリプトの徹底

ジョーダンはトークスクリプトを徹底的に練習し、流れるように話します。「あの〜」「えっと」といった言葉を避け、信頼性を高めるためのスクリプトを用意しています。


事前の質問が重要

ジョーダンが「6000ドル以上の利益が見込める」と言ったとき、見込み客が「ローンと同額だ」と返答しました。これはおそらく、資料請求時にローン金額を聞き出していたためです。顧客に具体的な利益をイメージさせることで、成約率を高めています。「これに投資すればローンが完済する景色が見えるでしょ?」と取引後のイメージをさせています。お客様は誰もが商品やサービス自身を買っているのではなく、それらがもたらす価値を買っていることを覚えておきましょう。


テレアポの成功のためのコツ:成約をつかむ7つの要素

  1. 高めのトーンで会話をリード
  2. 文末で声のトーンを上げる
  3. 小声で秘密を打ち明けるように強調
  4. 抑制のきいた口調で挨拶
  5. 話しすぎず、緩急をつける
  6. 「さて」「ところで」などの接続詞を使う
  7. 熱意のこもった口調で語る

良いタイミングで電話をかける

午前中や夕方など、効果的な時間帯を選びましょう。

プロフェッショナルな態度を保つ

明るく、はっきりとした声で話し、相手を尊重しましょう。

透明性を持つ

営業電話であることを明確にすることで、信頼を得やすくなります。

お客様のニーズを理解する

お客様の問題や希望に耳を傾け、それに応じた解決策を提供しましょう。

適切なフォローアップ

アポイントを確実に実行するために、フォローアップを怠らないことが重要です。

コツのマニュアル化、型化、組織化

マニュアル化

成功のためのコツをマニュアル化し、全社員に共有します。新入社員に対するトレーニングプログラムを作成し、成功事例や失敗事例を共有することで、全員が同じ基準で効果的にテレアポを行えるようになります。

型化の重要性

成功したアプローチや会話のフローを型化することで、商材やテーマが変わってもすぐにトークやリストを入れ替えることができます。これにより、誰もが同じ方法で効果的なテレアポを行えるようになります。

組織の成長に伴う新しい部門の立ち上げ

組織が成長するにつれて、専任のトレーニング部門や品質管理部門を設置し、テレアポの質を維持・向上させることが重要です。

導入事例:企業Aの成功ストーリー

企業Aでは、2019年からComdesk Leadを導入し、営業部門でテレアポを効果的に行っています。エクセルで管理していた顧客リストや通話ログが煩雑だったため、改善を図るために導入を決定しました。

Comdesk Lead導入による効果

  1. 一元管理:顧客の加入状況などのステータスを一元的に管理。
  2. 通話ログの活用:通話ログを簡単に検索でき、対応が効率化。
  3. 業務効率の向上:通話数、商談数、リード数などのデータを共有し、毎日のミーティングで活用。

実際の改善事例

Comdesk Leadの導入前は、社員のスキルにばらつきがありましたが、導入後は全員が同じプラットフォームで効率的に働けるようになり、成約率が向上しました。

組織の成長

導入当初は3人だったメンバーが、現在では30人に増え、月に1万件のコールを行うまでに成長しました。営業効率も向上し、成約率も上がりました。

さらなる機能の期待

今後は、オンラインで顔を合わせた商談にも対応できる機能が搭載されると、さらに便利になるでしょう。

Comdesk Lead テレアポシステムの紹介

Comdesk Leadは、電話営業を簡単かつ効果的にするためのさまざまな機能を備えています。

機能とメリット

  1. リストの一元管理:エクセルデータをインポートし、すぐに架電準備が整います。
  2. リスト管理の権限制限:見込み顧客管理を効率化。
  3. 重複アプローチの防止:効率的に見込み顧客を管理。
  4. パイプライン機能:リードのステータス管理。
  5. 通話料定額:通信コストの予測が容易。
  6. 携帯番号発信:消費者に馴染み深い番号で通電率(接続率、繋がり率)が約20%向上。
  7. 出先・移動中も架電可能:インターネット環境に依存せず、どこからでも通話可能。
  8. Click to Call:ワンクリックで架電。
  9. 通話録音と分析:通話を録音し、後で分析。
  10. CRM連携:顧客管理システムと連携。
  11. セグメント別レポート機能:データをリアルタイムで確認。
  12. SMS機能:効率的な顧客管理とフォローアップ。

導入メリットの詳細

  1. 効率的な顧客管理とフォローアップ:リストの一元管理機能により、顧客管理が容易になり、適切なフォローアップが可能です。
  2. ミスの減少:見込み顧客管理機能で、重複アプローチが防止され、効率的に営業活動が行えます。
  3. コスト管理の簡略化:通話料定額により、通信コストの予測が容易になり、予算管理がしやすくなります。
  4. 高い通電率:携帯番号発信により、接続率が約20%向上し、効率的な営業活動が可能です。
  5. 場所を問わない架電:出先や移動中でも通話が可能なため、どこからでも営業活動が行えます。
  6. 手間の省略:Click to Call機能により、ワンクリックで架電でき、手間が省けます。
  7. 営業トークの改善:通話録音と分析機能を活用し、商談の振り返りや共有、営業トークの改善が行えます。
  8. 顧客情報の一元管理:CRM連携により、顧客情報を一元管理でき、顧客対応がスムーズになります。
  9. セグメントごとの状況把握:商材やクライアントごとにアクション管理が可能です。

まとめ

テレアポは、新しいお客様を見つけたり、既存のお客様との関係を深めたりするのに非常に効果的な方法です。適切な準備とフォローアップ、組織的なマニュアル化とコツの共有により、営業成績を大幅に向上させることができます。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』から学んだテクニックを活かし、効率的なテレアポを実現しましょう。私たちのテレアポシステムを活用することで、あなたの営業活動が一層効果的になること間違いありません。

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この記事を書いた著者 髙橋 弘考

同志社大学在学中に豪州にて起業。卒業後Webマーケ企業の社長室に配属、経営企画に携わる。翌年タイ法人の立ち上げ、現地CEOに就任し、コールセンターやオフショア開発拠点の立ち上げ。2013年より当社設立。初期プロダクト開発責任者。

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