2024.07.09
CTI

CTIはスマホや社用携帯でも使用可能?メリットや選び方をご紹介

#CTI活用

近年、テレアポ等電話営業の際に、顧客とのコミュニケーションを円滑にするためのツールとして、コールシステム(CTI)の導入が急速に進んでいます。従来はオフィスの固定電話やクラウド上のサービスを通じて利用されることが一般的でしたが、スマートフォンや携帯電話での使用が可能となったことで、その利便性と活用範囲は一層広がっています。

そこで本記事では、スマホ対応のCTIアプリを導入するメリット、選び方や、Comdesk Lead(コムデスク)の携帯エディションなどについて解説するので、興味のある方は是非参考にしてください。

■合わせてよく読まれている資料

「コールセンターでのAI活用法」も合わせてダウンロードいただけます。

スマホ対応のコールシステム(CTI)とは?

コールシステム(CTI)は、電話やFAXとコンピュータを連携させるシステムのことを指し、ビジネスシーンにおけるスマートフォンの活用も増え、それに伴いスマートフォン対応のコールシステム(CTI)の必要性が高まっています。

コールシステム(CTI)には大きく分けて、オンプレミス型とクラウド型の2種類があります。オンプレミス型は、自社内にCTIサーバーを設置して運用する形式で、セキュリティやカスタマイズの自由度が高いことが特徴です。一方、クラウド型は、クラウド上のサーバーを利用する形式で、初期導入コストの低さやスケーラビリティの高さが魅力です。

スマートフォンでコールシステム(CTI)を利用するためには、CTIアプリのインストールが必要です。インストールされたCTIアプリを通じて、インターネット経由でクラウド型のコールシステム(CTI)にアクセスし、業務を遂行します。このプロセスにより、外出先でも社内システムにアクセスでき、顧客情報や対応履歴をリアルタイムで確認することが可能になります。

スマホ対応のCTIアプリを導入するメリット

スマホ対応のCTIアプリを導入するメリットは、主に3つあります。

  • スマホで顧客情報を簡単に管理できる
  • 場所や時間に縛られず顧客対応ができる
  • 運用コストの削減が可能

それぞれのメリットについて以下で詳しく解説します。

スマホで顧客情報を簡単に管理できる

スマートフォン対応のCTIアプリを利用することで、外出先でも顧客情報にアクセスし、必要な情報を瞬時に確認することが可能です。

具体的には、顧客の基本情報だけでなく、過去の電話やメール対応の履歴まで閲覧できます。この包括的な情報へのアクセスにより、従来のように複数のメールや資料を個別に確認する手間が省けます。例えば、顧客とのこれまでのコミュニケーションを一括して把握できるため、迅速かつ的確な対応が求められる状況でも、スマートフォン一つで完結できます。

さらに、これにより営業担当者やカスタマーサポートが社外にいても、オフィスと同じレベルで顧客対応ができるため、業務効率が大幅に向上します。顧客満足度の向上にも繋がり、ビジネス全体にとって大きなメリットとなります。

場所や時間に縛られず顧客対応ができる

スマートフォン対応のCTIアプリを利用することで、働く場所や時間を問わず、顧客対応が可能となります。これは、従来のオンプレミス型コールシステム(CTI)とは異なり、クラウド型コールシステム(CTI)を採用することで実現します。クラウド型コールシステム(CTI)を使えば、スマートフォンからいつでもどこでも社内の情報にアクセスできるため、柔軟な働き方が可能になります。

特に外回りが多い営業担当者にとって、この利便性は大きなメリットです。CTIアプリを使えば、移動中や空き時間を活用して顧客情報を確認し、必要な業務を遂行できます。例えば、次の訪問先に向かう途中で顧客の過去の対応履歴をチェックしたり、突然の問い合わせに対して迅速かつ的確に対応したりすることが可能です。

運用コストの削減が可能

スマートフォン対応のCTIアプリを導入することで、業務効率の向上だけでなく、人件費やその他の運用コストの削減も実現できます。CTIアプリの導入は、顧客情報を一元管理し、場所を選ばずにアクセスできる自由度を提供します。さらに、ポップアップ表示機能を活用することで、電話がかかってきた瞬間に顧客情報を速やかに把握できるようになります。

これらの機能は、業務を円滑に進めるだけでなく、顧客対応にかかる時間の大幅な削減にもつながります。例えば、電話応対時に顧客の過去のやり取りや必要な情報が即座に表示されることで、無駄な時間を省き、より効率的に対応ができます。その結果、一人ひとりの顧客に対する対応時間が短縮され、より多くの顧客に対応することが可能となります。また、トータルの通話時間が削減されることで、通話料金も抑えられるため、コスト削減に直結します。

スマホ対応のCTIアプリの選び方

スマホ対応のCTIアプリを選ぶ際に気を付けたい点はいくつかありますが、主に以下4つのポイントを考慮しながら比較検討しましょう。

  • セキュリティ面やサポート体制の確認
  • 他社での導入事例を参考にする
  • 自社ニーズや業務形態に合わせる
  • アプリの使いやすさ

それぞれの選定ポイントについて以下で詳しく解説します。

セキュリティ面やサポート体制の確認

コールシステム(CTI)やツールの機能面だけでなく、選定時にはセキュリティ対策やサポート体制の充実度も確認することが重要です。コールシステム(CTI)を導入する際、多くの企業は長期的な利用を前提にサービスを契約します。そのため、導入後のサポート体制が整っていることが重要な選定基準となります。

利用中に疑問やトラブルが発生することは避けられません。その際に迅速かつ適切なサポートを受けられるコールシステム(CTI)を選ぶことが、安心して利用するための鍵です。充実したアフターサポートを提供している企業を選ぶことで、システムに関する不安を軽減し、安心して業務を進めることができます。また、システムトラブルへの対応力や日常的なサポート体制も重要な要素です。例えば、土日祝日や24時間対応のサポートがあるかどうかは、システムの信頼性を測る上での大きな指標となります。

他社での導入事例を参考にする

アプリ対応のコールシステム(CTI)を選ぶ際に、豊富な導入実績があるかどうかは非常に重要なポイントです。なぜなら、すでに多くの企業や顧客によって採用されているサービスであれば、その信頼性や効果が証明されている可能性が高いからです。導入実績が豊富であれば、ユーザーから安定した評価を得ていると考えられ、それが信頼性や満足度の指標となります。

ただ、コストや機能面の比較だけでは、どのコールシステム(CTI)を選ぶべきか迷うことがあります。そのような場合には、同業他社がどのコールシステム(CTI)を利用しているかを確認することが有効です。なぜなら、同業他社が採用しているコールシステム(CTI)は、業界特有のニーズや要件を満たしている可能性が高く、実際の運用でのパフォーマンスや効果を推測する手助けとなるからです。

自社ニーズや業務形態に合わせる

会社や部署の業務内容に応じて、適切なスマートフォン対応のコールシステム(CTI)を選ぶことは重要です。インバウンド型のコールシステム(CTI)は、顧客サポートや受注業務に適しています。顧客からの電話やメッセージを効率的に処理し、迅速に対応することが可能です。一方、アウトバウンド型のコールシステム(CTI)は、営業活動やマーケティングキャンペーンなど、外部への発信活動に適しています。

どちらのコールシステム(CTI)を導入するかを決定する際には、まず自社の業務体系や目的を明確にすることが重要です。例えば、顧客とのコミュニケーションを強化したい場合はインバウンド型が適しており、効率的な受付業務の改善を目指します。一方で、新規顧客獲得や営業活動の強化を目指す場合はアウトバウンド型が有効です。

アプリの使いやすさ

アプリ対応のコールシステム(CTI)を選ぶ際には、まずそのインターフェースや画面表示がスマートフォンでわかりやすいかどうかを確認することが重要です。例えば、必要な情報が直感的に取得できるか、操作が簡潔で迷うことなく行えるかなどを考慮します。シンプルなデザインや直感的な操作フローがあれば、ユーザーが迅速に業務を行うことができ、生産性も向上するでしょう。

また、初期設定やカスタマイズが複雑な場合、スマートフォンからの利用が不便に感じられることもあります。使い勝手を重視する場合は、導入時の設定や学習コストも考慮しましょう。ユーザーがすぐに使い始められるような簡易なセットアップが可能なコールシステム(CTI)を選ぶことで、効率的な業務遂行が可能となります。

Comdesk Lead(コムデスク)の携帯エディション

Comdesk Lead(コムデスク)は、音声解析AI、通話録音、文字起こし、要約機能を搭載した他のコールシステム(CTI)やIP電話とは異なり、携帯回線を使用しているため、非常に高い音声品質を提供します。この高音質により、AIによる音声認識・音声解析の精度が向上し、より正確なデータを取得して課題解決に役立てることができます。

また、携帯回線を利用することで、携帯キャリアのかけ放題プランを活用でき、通話コストを抑えることが可能です。さらに、080/090/070の番号を利用できるため、電話営業において繋がりやすく、折り返しの確率も高まります。このように、Comdesk Leadは高品質な音声通話とコスト削減を実現し、営業活動の効率化に大いに貢献します。

【社用携帯・スマホ専用 通話録音/商談解析システム】

サービス名特徴・費用
Comdesk Lead(コムデスク)
携帯録音エディション
・社用携帯/スマホの録音・文字起こし・要約・CRM連携まで、情報共有を自動化する商談解析AI
・対応キャリア:NTTドコモ、ソフトバンク、au、楽天コミュニケーションズに対応
・携帯回線なので良質の音源確保・AI解析が可能です。

携帯エディションプラン:
月額 ¥3,000円(税抜)/ 1アカウント
https://comdesk.com/mobile-recording

まとめ

コールシステム(CTI)は、スマートフォンにCTIアプリをインストールすることで利用可能です。これにより、スマートフォンを使って迅速に顧客情報を確認し、的確な対応を行うことができるようになり、その結果、業務の効率化と顧客満足度の向上が期待できます。CTIアプリを選ぶ際には、セキュリティ対策が十分に施されているかどうかや、スマートフォンでの操作性などの重要なポイントを考慮する必要があります。このように適切なアプリを選び、効果的に活用することで、企業全体の生産性を向上させ、顧客対応の質を高めることができるでしょう。

■本記事を読まれた方に人気の記事
テレアポに使うCTIシステムとは?
【ChatGPT特集】ChatGPT-4oとは?業務活用事例特集!海の向こうから国内まで
【通話の音声解析】電話営業における活用法やメリットを解説
効率的なアウトバウンド電話営業のためのコールシステム(CTI)活用法
営業マンに社用携帯(スマホ)が必要な理由とは?

■コールシステム(CTI)初心者向け完全ガイド
CTIとは?仕組みやメリット、2024年版サービス比較を紹介

この記事を書いた著者 Kaede

Comdesk Leadを
詳しく知る