2024.06.07
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オートコールシステム(自動架電装置)比較8選!導入メリット・デメリットや選定ポイントを解説

#オートコール・プレディクティブコール #ツール比較 #架電効率向上 #生産性向上

テレアポやコールセンターなど、多量のコールが必要なビジネスでは、「架電業務の効率化」は成果に直結する重要な要素です。オートコールシステム(自動架電装置)は、このような架電業務を自動化するためのツールです。架電プロセスには通常多くの人的工数が必要ですが、オートコールシステム(自動架電装置)を導入することで、効率化が図れるため、架電業務の効率化を望む方にとってはおすすめの方法です。

そこで本記事では、オートコールシステム(自動架電装置)の概要、システムの種類、導入するメリット・デメリット、実際の活用事例、選定する際のポイントやおすすめオートコールシステム(自動架電装置)8選をご紹介します。興味のある方は是非参考にしてください。

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用語の定義

まず始めに本記事で登場する用語の理解をしておきましょう。

名称概要
コールシステム(CTI)電話とPCを連携させ、通話管理やデータ処理を効率化するシステム
電話営業、電話業務全般を最適化する
オートコールシステム
(自動架電装置)
自動で大量の電話発信を行うシステム。営業、アンケート、督促などに利用。
オートコールオートコールシステム(自動架電装置)を使い、自動音声を設定されたリストに発信します
IVR自動音声応答システム。顧客が電話でメニュー選択や情報入力を行える仕組み
再コールつながらなかった電話番号に対して、オペレータがあらかじめ日時を設定し、再度自動的に電話発信を促す
プログレッシブコール顧客が電話に応答した後、オペレーターに自動的に接続する電話発信方法
プレディクティブコール発信タイミングをオペレーターの状況(待機状況、リソース配分)に基づいて最適化し、電話営業組織全体のオペレーションを最適化

オートコールシステム(自動架電装置)とは?

オートコールシステム(自動架電装置)とは、事前に録音した音声を使い、特定の電話番号リストに同時に発信することができるシステムです。従来のアウトバウンドコール業務では、いちいち手動で第康する必要があり、オペレーターの負担が大きいという課題がありました。しかし、オートコールシステム(自動架電装置)の導入では、架電業務の効率化が実現されます。

さらに、オートコールはIVR(自動音声応答)を活用して、人の手を借りずにコール業務を行うことができます。そのため、定型的な情報伝達や案内に非常に効果的です。特に、テレアポや電話アンケート調査、サービス内容の確認、予約確認、安否確認など、多様なシーンで利用されています。

架電業務を効率化できるシステム4種

オートコールシステム(自動架電装置)

オートコールシステム(自動架電装置)は上記でも説明したとおり、事前に録音した音声を使い、特定の電話番号リストに一斉に発信することができるシステムです。このシステムは機械による自動音声案内がメインのため、オペレーターの人数やスキルに依存せずに架電業務を効率化できます。また、メールなどによるアンケート調査が難しい場合に、オートコールシステム(自動架電装置)が代替手段として利用されることもあります。

コールシステム(CTI)

コールシステム(CTI)コンピューターと電話・FAXを統合するツールです。通常、顧客管理をコンピューターで行っている場合、顧客に電話をかける際にコンピューターの情報を参照しながら電話をかけます。また、会話中に顧客情報を確認する必要がある場合、手間がかかることがあります。コールシステム(CTI)を導入すれば、コンピューターと電話を統合することで、パソコンからワンクリックで発信でき、会話中でも素早く顧客情報を確認できます。

IVR

IVR(Interactive Voice Response)は、自動応答システムです。顧客からの電話に自動で応答するため、インバウンドコールセンターやお客様相談窓口で活用されています。IVRは、受電時に自動メッセージで対応するだけでなく、必要に応じてオペレーターに接続することもできます。IVRを利用すれば、24時間365日の対応が可能となり、営業時間外の対応や災害情報の提供にも役立ちます。

プレディクティブコール

プレディクティブコールは、顧客リスト全体に一斉に電話をかけ、接続された通話のみをオペレーターに転送するシステムです。一方、オートコールも複数の電話を同時にかけることができますが、一件ずつ対応するために時間がかかります。

対照的に、プレディクティブコールは同時に複数の発信を行い、つながった通話だけを選んでオペレーターに接続します。これにより、オペレーターの待機時間を減らし、業務の負担を軽減して、全体の業務効率を向上させることができます。

オートコールシステム(自動架電装置)のメリット

架電業務の効率化

オートコールシステム(自動架電装置)を活用することで、架電先リストを事前に用意するだけで、一日に多くの顧客にアプローチすることができます。また、架電時間を事前に設定できるものもあるため、営業時間外や繋がり率の高い時間帯などに合わせて柔軟に架電することが可能です。これにより、顧客の応答待ち時間や成約の見込みが低い顧客との通話時間を減らし、アウトバウンド業務の効率を大幅に向上させることができます。

オペレーターの負担軽減

アウトバウンド業務では、一定のクレームやトラブルは避けられません。特に、督促の連絡や成約の見込みが低い相手との通話はオペレーターにとって大きな心理的負担となりやすく、その結果、現場の離職率が高くなる傾向にあります。しかし、オートコールシステム(自動架電装置)では、一斉架電後、自社商品・サービスに興味を持った顧客をピックアップし、オペレーターにつなぐことが可能です。

コスト削減

オペレーターの離職率が低下すれば、新たな人材の採用や教育にかかるコストを削減できます。さらに、オートコールシステム(自動架電装置)を活用しても、料金が発生するのはつながった通話のみであり、IVRによる無駄のないやり取りにより、通話料も削減されます。設備投資も不要で、低コストで導入できるのも大きなメリットと言えるでしょう。

オートコールシステム(自動架電装置)のデメリット

ガチャ切りされてしまうリスクがある

オートコールを利用する場合、受信者が興味を持たないと判断し、途中で電話を切る可能性があります。そのため、発信時にわかりやすい音声ガイダンスを提供し、簡潔かつ端的に内容を伝えることが重要です。特に、大規模なサンプル数に対する調査などの業務には、オートコールが適していると言えます。

柔軟な対応が難しい

オートコールは、あらかじめ録音した音声を自動で流すため、柔軟な対応が難しいというデメリットがあります。というのも、事前録音された音声の為、オペレーターによる架電に比べて、細やかな対応が難しい為です。

しかし、必要に応じてオペレーターにつなぐ設定や、工夫した音声メッセージを用意することで、対応の幅を広げることができます。また、オートコールとオペレーターを併用することで、業務の効率化を図りながら顧客満足度を向上させることが可能です。

回答の選択肢が狭まる

オートコールでは、顧客はプッシュボタンで選択する以外の行動はできません。そのため、選択肢にない微妙な回答を伝えることができず、回答を断念するか、最も近い選択肢を選択することになります。結果として、回答結果が実際の状況と異なる可能性があります。

オートコールシステム(自動架電装置)の活用事例

オートコールシステム(自動架電装置)導入後は、以下のような業務で活用できます。

1. 電話営業(テレアポ)

オートコールシステム(自動架電装置)はテレアポ業務で有効です。リストの顧客に一斉に架電し、つながった顧客にのみオペレーターが対応します。これにより、架電の効率が向上し、オペレーターの心理的負担も軽減されます。

2. アンケート調査(テレマーケティング)

意識調査や世論調査など、大規模なアンケート調査に活用できます。オートコールシステム(自動架電装置)は短時間で多くの発信が可能で、自動音声で統一された内容のアンケートが行えます。これにより、調査の正確性が向上し、人件費も削減できます。

3. 督促業務

クレジットカードの未払いなど、遅延や滞納が発生している顧客への督促業務にも効果的です。オートコールシステム(自動架電装置)は自動音声で督促を行い、つながらない場合でも再発信が可能です。これにより、オペレーターの負担が軽減され、効率的な業務運営が可能になります。

4. 販促業務

主に、BtoCの見込み顧客や休眠顧客への販促業務に役立ちます。オートコールシステム(自動架電装置)で架電先に一斉アプローチし、接続した架電先と待機中のオペレーターが接続する仕組みです。
これにより、効率的な販促活動が可能になります。

5. 高齢者の安否確認(ケアコール)

独居の高齢者の状況確認にも利用できます。定期的な安否確認を自動で行い、簡単なプッシュ操作で健康状態の確認も可能です。不測の事態が発生した場合、スタッフへの取次ぎも行えます。

これらの活用方法により、オートコールシステム(自動架電装置)は業務の効率化と精度向上に寄与します。

オートコールシステム(自動架電装置)を選定する際のポイント

最大コール数

サービスによって、架電できる数は大きく異なります。自社の業務に必要な発信数を確認し、それに対応可能なシステムを選択するのが良いでしょう。条件が同じであれば、最もコール数が多いシステムを選ぶことがおすすめです。

特に、テレアポやアンケート調査などは発信数が多いほど成果につながりやすく、コール数は重要な要素です。多ければ必ずしも良いというわけではありませんが、サンプル量が重要なアンケート調査などでは、できるだけ多くの発信が望ましいです。

料金

オートコールシステム(自動架電装置)の料金は、通常、月額制や1コール接続ごと、通話時間ごとなどの料金体系で構成されています。自社の運用状況に応じて、どの料金体系を選択すべきかは異なります。料金はサービスや接続数などの条件によって異なるため、自社の一日の架電数や通話時間などをもとに最適なものを選ぶことが重要です。

導入形態

オートコールシステム(自動架電装置)の導入形態には、主にオンプレミス型とクラウド型の2つがあります。それぞれのメリットとデメリットを理解し、自社に適した導入形態を検討しましょう。

オンプレミス型では、サーバーやネットワーク機器の設置が必要で初期費用が高くなります。一方で、柔軟なカスタマイズが可能で、既存システムとの連携も容易です。そのため、大規模な架電業務を行う企業に向いています。

クラウド型では、サーバーやネットワーク機器の設置が不要です。導入コストを抑えられ、短期間で導入できるのが大きな利点です。ただし、インターネット経由での利用になるため、セキュリティ面での懸念があります。

機能

自動架電装置の選択には、様々な機能を検討する必要があります。将来的な事業拡大に備え、拡張性の高いサービスを選ぶことも重要です。

具体的な機能としては、会話の録音機能や共有可能なトークスクリプト、会話や顧客の反応を分析する機能などが挙げられます。自社の業務に適した機能を明確にし、優先順位を付けてサービスを比較することが重要です。

おすすめのオートコールシステム(自動架電装置)8選

InfiniTalk

InfiniTalkhttps://www.infinitalk.co.jp/
特徴・コールセンターに必要な豊富な機能を搭載したコールシステム(CTI)
・初期費用が無料でスモールスタートしやすい
・操作性に優れており、専門知識がなくても使いやすい
・カスタマーサポートや受注受付などインバウンド要素に強みを持つ
導入形態クラウド
オンプレミス
機能オートコール
IVR
PBX
通話録音
フリーシーティング
ACD
CMS
CTI連携
SMS連携
テキストマイニング など
料金クラウド版:月額35,800円~
オンプレミス版:要問い合わせ

Media Voice

Media Voicehttps://mediaseries.medialink-ml.co.jp/mediavoice/
特徴・独自開発された音声テックIVRシステムを「業界最安値クラス」で提供している
・目的に合わせて音声やコールフローを自由にカスタマイズできる
・「月間600万コール・システム稼働率100%(過去すべてのユーザでの実績値)」という安定性で、稼働中のトラブルを防止
導入形態クラウド
オンプレミス
機能あふれ呼IVR
オートコール
自動受付IVR
CSアンケートIVR など
料金あふれ呼IVR
初期費用:55,000円~
月額費用:33,000円/1窓口
従量課金:22円/1件

オートコール
初期費用:132,000円
月額費用:88,000円~
通話料:16円~/1コール

自動受付IVR
初期費用:110,000円
月額費用:11,000円~/1窓口
従量課金:55円~/着信100件以上

CSアンケートIV
初期費用:55,000円~
月額費用:55,000円~
従量課金:22円/1件

オンプレミス型IVR
基本パッケージ:275,000円
ユーザーライセンス:27,500円

オートコール EXLINK CALL

オートコール EXLINK CALLhttps://www.ex-call.com/
特徴・オートコールだけでなくSMSと連携した音声フローの利用が可能
・使いやすいデザインで、音声フローは管理画面から簡単に設定可能
・共有回線、占有回線の2つのプランがあるため、利用頻度やオートコールの内容によって選べる
導入形態クラウド
API
機能多回線
予約発信
音声登録
音声フロー
LOG
留守電検知機能 など
料金初期費用:¥60,000/050番号を1つ含む
月額料金
共有回線プラン:¥30,000
占有回線プラン:¥3,000/ch(契約回線数分必要)

オートコールIVR


オートコールIVRhttps://www.dhk-net.co.jp/service/autocall-system/
特徴・一時間に5,000件以上の自動架電が可能で、架電業務を効率化できる
・API連携のため、既存のシステムに架電機能を追加できる
・低価格でサービスを導入できる
導入形態クラウド
API
機能入金コール
フォローコール
アンケート調査
見守り
アポイントの確認
書類返送依頼 など
料金初期費用:50,000円~
月額費用:50,000円~

List Navigator.


List Navigator.https://scene-live.com/service/listnavigator/
特徴・アウトバウンド型コールシステム(CTI)のため、テレアポなどに強みを持つ
・プレディクティブコール機能や、アプローチ漏れを防ぐ再コール通知などで効率的な架電業務が実現する
・CRM/SFA連携により顧客情報をシームレスに一元管理できる
導入形態クラウド
機能オートコール
プレディクティブコール
音声テキスト化
音声解析
感情解析
トークチェック
ワンクリック発信
待ち呼発信
再コール機能
全通話の録音
通話転送 など
料金ビジネス版
利用料金:5,000円
基本料金:10,000円
初期費用+回線料金+通話料金:100,000円

オートコールBB


オートコールBBhttps://www.bizbase.biz/acbb/
特徴・1席からでも導入可能なため、スモールスタートしたい方におすすめ
・搭載されているIVRは、オペレーターにも接続可能なため、柔軟な対応が実現する
・文字起こししたテキストを元にした音声データの作成や、アンケート調査の集計もできる
導入形態クラウド
機能架電先管理
CTI/PBX連携
クリックコール・オートコール
プレディクティブコール
トークスクリプト
通話録音など
料金ライトプラン/1席11ch
システム利用料:40,000円/初期40,000円/月次
通話料:3.8円~/分

ミドルプラン/3席11ch
システム利用料:60,000円/初期・60,000円/月次
通話料:3.8円~/分

ハイプラン/5席21ch
システム利用料:80,000円/初期・80,000円/月次
通話料:3.8円~/分

MEGA-CALL


MEGA-CALLhttps://mega-call.net/
特徴・アウトバウンド架電業務に特化しており、 1時間に最大30万件の架電が可能
・最短3営業日で導入可能なため、手軽に導入できる
・必要に応じてシステム規模を変更できるため、非効率な人員増加や教育を防止できる
導入形態クラウド
機能督促業務
アンケート調査
イベント集客コール
アウトバウンド業務効率化 など
料金要問合せ

Ever Automation


Ever Automationhttps://www.ever-automation.com/
特徴・オートコールにSMS送信が搭載されているため、顧客からの返答率の向上に繋がる
・初期費用、システム利用料が0円という安い料金コストに強みを持つ
・オート追客機能による自動架電で、機会損失を軽減することが出来る
導入形態クラウド
機能ボタン操作による設問回答
音声合成による個別変更
転送 など
料金初期費用・システム利用料0円
要問い合わせ

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まとめ

本記事では、オートコールシステム(自動架電装置)の概要、システムの種類、導入するメリット・デメリット、実際の活用事例、選定する際のポイントやおすすめオートコールシステム(自動架電装置)8選についてご紹介しました。オートコールシステム(自動架電装置)を導入することで、膨大なコール数を必要とする架電業務を大幅に効率化できるだけでなく、オペレーターの負担軽減やコスト削減など多くの利点を得ることが出来ます。

導入を検討する際には、コール数、料金コスト、導入形態、機能の充実度といった具体的なポイントに加え、まずは導入する目的や解決したい課題などを明確にし、それらを軸に詳細な比較検討を行うことをおすすめします。

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この記事を書いた著者 comdesk

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